カラーボックスを工夫しても、収納がどうしても足りない…。
室内に収納家具を増やすと、部屋がどんどん狭くなる…。
賃貸やマンションに住んでいると、
「物置を置くスペースもないし、どうしたらいいの?」
と行き詰まりやすいですよね。
そんなときに現実的な選択肢になるのが、トランクルーム(レンタル収納)です。
- 捨てる決心はつかないけれど、今は使っていないモノ
- シーズンオフの服・布団・家電
- 思い出の品や、子どもの作品
こういった“置き場に困るモノ”を、
一時的に外へ逃がすことができれば、
室内のカラーボックスや収納は「本当に必要なモノ」だけに絞ることができます。
ただし、トランクルーム選びを間違えると、
- 思ったより遠くて面倒
- 料金が高くつく
- 出し入れしづらくて結局使わない
ということにもなりがちです。
この記事では
- トランクルーム選びで失敗しやすいポイント
- 初めてでもわかるトランクルームの選び方
- 使い方別のおすすめサービス
を、できるだけシンプルにまとめました。
読み終わるころには、
「自分の生活スタイルだと、どのタイプのトランクルームを選べばいいか?」
がハッキリしているはずです。
先に結論:トランクルームは「この3タイプ」から選べばOK
トランクルームにはいろいろな種類がありますが、
カラーボックスが限界になっている人目線で見れば、
次の3タイプから選べばほぼ問題ありません。
✅ 空調完備の「屋内型トランクルーム」
自宅やオフィスに収まりきらない荷物を、安全・清潔な環境で保管でき、必要なときに必要な分だけ使えるレンタル収納サービスです。立地やサイズの選択肢も豊富で、ライフスタイルや利用目的に合わせた最適な収納空間です。
✅ コンテナタイプの「屋外型トランクルーム」
屋外型コンテナ・トランクルームは、車を横付けして荷物を出し入れできるのが大きな特長です。アウトドア用品やスポーツ用品、工具類など、サイズが大きく重量のある荷物を保管するのに向いています。
土や砂が付いたキャンプ道具、スキー・スノーボード、サーフボード、DIY工具なども、自宅を汚すことなく収納可能。屋内型に比べて利用料金が抑えめなケースが多く、コスト重視の方にもおすすめです。
✅ すべて自宅で完結の「宅配型トランクルーム」
宅配型トランクルームは、自宅にいながら荷物の預け入れ・取り出しができるのが最大の魅力です。申し込みから集荷、保管、取り出し依頼まで、すべてオンラインで完結するため、忙しい方や外出が難しい方に向いています。
また、車を持っていない方や重い荷物を運ぶのが大変な方、近くにトランクルームがない方にも便利。収納スペースを手軽に増やしたい人にとって、最も手間のかからない選択肢といえるでしょう。
この記事では、この3つをベースに、
失敗しにくい選び方 → おすすめサービス の順に解説します。
トランクルーム選びでよくある失敗パターン
1. 「月額料金だけ」で選んでしまう
トランクルームの料金は、
- 場所(都心か郊外か)
- タイプ(屋内か屋外か)
- 広さ・高さ
- キャンペーンの有無
などで変わります。
月額料金が安く見えても、
- 初期費用(事務手数料・鍵代など)
- 更新料
- 解約時のルール
によっては、トータルで高くつくこともあります。
2. 家から遠くて、行くのが面倒になる
「少し遠いけど安いし…」と選ぶと、
- 行くまでが面倒
- ちょっと取りに行く気になれない
- 結局、ほとんど使わない「高い倉庫」になる
というパターンが本当に多いです。
トランクルームは「置き場所」ではなく、「出し入れしに行く場所」
なので、アクセスの良さはかなり重要です。
3. 屋外タイプを選んで、モノが傷む
屋外型コンテナは、
- 夏場の温度上昇
- 冬の寒さ・結露
- 湿気
などの影響を受けやすいです。
- 本・写真・精密機器・革製品
など、温度や湿度に弱いモノはNGと思っておいた方が安心です。
初めてのトランクルームで失敗しない選び方
ここからは、初心者向けに
「ここだけ押さえておけばOK」というポイントを厳選して解説します。
① 屋内型か屋外型かを決める
屋内型トランクルームの特徴
- 空調・換気設備あり(年中ある程度一定の温度)
- ビルの一室・マンションの一角など
- セキュリティが比較的しっかりしている
向いているモノ
- 服・布団
- 本・書類・アルバム
- 家具・家電(長期保管)
- コレクション・思い出の品
屋外型トランクルーム(コンテナ)の特徴
- 屋外に設置されたコンテナ型
- 車で横付けしやすい
- 月額料金は屋内型より安いことが多い
向いているモノ
- スポーツ用品
- アウトドア用品(テント・チェアなど)
- 工具・資材
- 比較的丈夫なプラケース入りのもの など
カラーボックスに入りきらない「家のモノ」を出したいなら、
迷ったら 屋内型トランクルーム を選ぶのがおすすめです。
② 「家からの距離」と「行きやすさ」を最優先に
- 徒歩 or 自転車で行けるか?
- 駅からの距離は?
- 車で行く場合、駐車スペースはあるか?
- エレベーターの有無(屋内型の場合)
といったアクセス条件は、
月額料金と同じくらい重要です。
月額1,000円安くても、行くのが面倒で使わなければ意味がありません。
③ 必要な広さをざっくり決めておく
トランクルームの広さは、
- 0.5畳
- 1.0畳
- 1.5畳
- 2.0畳 …
などで表記されていることが多いです。
目安としては、
- スーツケース1〜2個+段ボール数箱 → 0.5〜0.7畳
- 家族分の季節物+布団・家電 → 1.0〜1.5畳
- 大型家電や家具も保管 → 2.0畳以上
もし迷うなら、少しだけ余裕のあるサイズを選ぶと安心です。
④ 料金は「月額+初期費用+キャンペーン」で比較する
料金を見るときは、
- 月額使用料
- 初期費用(事務手数料・管理費など)
- 鍵やカードの発行手数料
- 最低利用期間(○ヶ月〜など)
- キャンペーン割引(最初の○ヶ月半額 等)
をセットで確認しておきましょう。
「最初の3ヶ月だけすごく安くて、その後一気に高くなる」というプランもあるので注意です。
用途別:おすすめトランクルームサービスのタイプ
ここからは、典型的な3パターンに分けて
おすすめのトランクルームタイプを紹介します。
※実際に紹介するサービス名やリンクは、
あなたが利用しているASPに合わせて差し替えてください。
パターン①:賃貸マンション住まいで、服・布団・本を出したい人向け
おすすめは「屋内型トランクルーム」
屋内型トランクルームは空調管理が整っており、湿気や温度変化に弱い衣類・布団・本の保管に適しています。カビや劣化の心配が少ないため、賃貸マンションで「クローゼット代わり」に使いたい人に最適です。
また、建物内にあるため天候を気にせず利用でき、エレベーターや台車などの設備が整っている施設も多いのが特長。駅近や住宅地に立地していることも多く、必要なときに気軽に荷物を出し入れできます。
「部屋を広く使いたい」「生活スペースをスッキリさせたい」という方は、まず屋内型トランクルームを検討すると失敗が少ないでしょう。
チェックしたいポイント
- 自宅からの距離(徒歩 or 自転車圏内が理想)
- エレベーターの有無
- 屋内の明るさ・清潔感
パターン②:アウトドア用品・スポーツ用品・工具が多い人向け
おすすめは「屋外型コンテナ・トランクルーム」
屋外型コンテナ・トランクルームは、車を横付けして荷物を出し入れできるのが大きな特長です。アウトドア用品やスポーツ用品、工具類など、サイズが大きく重量のある荷物を保管するのに向いています。
土や砂が付いたキャンプ道具、スキー・スノーボード、サーフボード、DIY工具なども、自宅を汚すことなく収納可能。屋内型に比べて利用料金が抑えめなケースが多く、コスト重視の方にもおすすめです。
また、24時間利用可能な施設が多く、早朝・深夜の出し入れにも対応しやすい点もメリット。「使うときはまとめて持ち出す」「車移動が前提」というライフスタイルの方には、特に相性の良いトランクルームタイプといえるでしょう。
チェックポイント
- 自宅から車で何分か
- 夜間の出し入れが可能か
- 駐車スペースの有無
パターン③:自宅から一歩も出ずに収納したい人向け
おすすめは「宅配型トランクルーム」
宅配型トランクルームは、自宅にいながら荷物の預け入れ・取り出しができるのが最大の魅力です。申し込みから集荷、保管、取り出し依頼まで、すべてオンラインで完結するため、忙しい方や外出が難しい方に向いています。
衣類や本、思い出の品など、使用頻度は低いけれど手放せないものを預けるのに最適。預けた荷物は写真付きで管理できるサービスも多く、「何を預けたか分からなくなる」といった心配も少なくなります。
また、車を持っていない方や重い荷物を運ぶのが大変な方、近くにトランクルームがない方にも便利。収納スペースを手軽に増やしたい人にとって、最も手間のかからない選択肢といえるでしょう。
チェックポイント
- 最低利用期間(○ヶ月〜など)
- キャンペーン適用の条件
- 解約時の手続き
申し込み前に必ずチェックしておきたい3つのこと
1. 実際の現場を一度見られるか
可能であれば、
- 雰囲気
- 明るさ
- 匂い
- 通路の広さ
などを、一度現地で確認しておくと安心です。
2. 出し入れの方法・時間帯
- 24時間出し入れ可能か
- スタッフが必要か、無人なのか
- カードキー・暗証番号・アプリなど、解錠の方式
をチェックしておきましょう。
3. 解約のルール
- いつまでに申し出れば翌月解約になるか
- 日割り計算があるか
なども確認しておくと、
「引っ越しが決まったのに、トランクルームだけ契約が残っている」
という事態を避けられます。
トランクルームを使うことで、収納は“必要な分だけ”で済む
トランクルームをうまく使うと、
- 室内の収納家具の数を減らせる
- 「とりあえず保管しておきたいモノ」の置き場に悩まなくて済む
- 収納家具をこれ以上増やさずに済む
といったメリットが生まれます。
「トランクルーム=お金の無駄」と感じるかもしれませんが、
「狭い部屋の家賃」や「新しい収納家具」を増やすコストを考えると、
むしろ バランスが取れた選択肢 になることも多いです。
まとめ|“全部を室内に詰め込もうとしない”ための現実的な選択肢
収納が限界になっているとき、
収納テクニックだけで解決しようとすると、どうしても行き詰まります。
そんなときは一度発想を変えて、
- 毎日使うモノ → 室内に置く
- 年に数回しか使わないモノ → トランクルームに避難させる
という「置き場所の分担」をしてあげるだけで、
部屋の使い勝手は一気に良くなります。
- 服・布団・本が多い → 屋内型トランクルーム
▶︎ 空調完備で服や本も安心して預けられる「屋内型トランクルーム スペラボ」の詳細・料金を確認する
- アウトドア用品や工具が多い → 屋外コンテナ型
▶︎ アウトドア用品の保管に便利な屋外型トランクルーム ハローストレージの詳細を見る
- 家から出し入れできる → 宅配型トランクルーム
▶︎ 初めてでも使いやすい「宅トラ」の詳細を見る
この3つのどれかから選べば、
初めてのトランクルームでも大きな失敗はしにくいはずです。

