「オフィスチェア 最強って結局どれなんですか?」
在宅ワークが当たり前になってから、治療院でこう聞かれることが本当に増えました。首の痛み・肩こり・腰痛の原因をたどっていくと、「椅子が合っていない」「座面が柔らかすぎて骨盤が倒れている」というケースがとても多いからです。
私は接骨院の院長として、毎日たくさんの在宅ワーカー・デスクワーカーの姿勢を診ていますが、どんなオフィスチェアを選ぶかで、体への負担は驚くほど変わります。
そこでこの記事では、治療家の目線から「本当に体がラクになるオフィスチェア最強の条件」をわかりやすく整理しました。単なる座り心地の良さだけではなく、
- ぐらつかない安定感
- 座面が柔らかすぎず、骨盤が立ちやすいこと
- 体格に合わせて細かく調整できること
といった「姿勢が崩れにくい椅子」の見極めポイントも、実際の臨床経験を交えながら解説していきます。
価格帯別のおすすめモデルや、在宅ワーク・腰痛対策・ゲーミング兼用など用途別の最強候補も紹介しますので、「もう椅子選びで失敗したくない」「腰や首の痛みを少しでも減らしたい」という方は、ぜひ参考にしてみてください。
オフィスチェア 最強とは何か
最強と感じる基準とは何か
何をもって最強のオフィスチェアと呼ぶかは人によって異なりますが、多くの場合は複数の条件のバランスで評価されています。
座った瞬間のふかふか感だけではなく、長時間座ったときに腰や肩、首の負担がどう変化するか、作業に集中しやすいか、姿勢が保ちやすいかといった「時間が経ったあとの体の状態」が本当の評価軸になります。
私は首の痛みや腰痛の方を日々みている治療家ですが、「最初は気持ちよく感じた柔らかい椅子が、数ヶ月後には痛みの原因になっていた」というケースを何度も経験してきました。だからこそ、オフィスチェア 最強を考えるときは、座った瞬間の印象ではなく「数時間・数年付き合えるかどうか」を基準にしたいところです。
さらに、調整できる範囲も最強かどうかを左右します。座面の高さだけでなく、奥行きや背もたれの角度、アームレストの高さ・前後・左右、ランバーサポートの位置などが、体格や作業スタイルに合わせて細かく合わせられるほど、満足度は高まりやすくなります。
見た目のデザインや部屋との相性も無視できません。毎日目に入る家具である以上、インテリアに馴染むかどうかは心理的な満足度に直結します。
つまり、オフィスチェア 最強とは、機能と快適性、耐久性、デザイン、価格の総合点が高く、なおかつ「自分の体と仕事スタイル」にフィットしている状態だと整理できます。
長時間作業と姿勢の重要性
長時間のデスクワークでは、姿勢が崩れた状態で座り続けることが、腰や肩、首の負担につながると指摘されています。背骨の自然なS字カーブを保ち、骨盤を立てた姿勢を支えられるかどうかが、椅子選びで注目すべきポイントです。
治療院でよくあるのは、「在宅ワークを始めてから首と腰の不調が一気に増えた」というご相談です。よくよく聞いてみると、ダイニングチェアや安価な学習椅子で1日8時間以上過ごしているケースも少なくありません。オフィスチェアはただの“椅子”ではなく、「毎日、長時間体重を預ける医療器具に近い存在」と考えた方が、体には優しくなります。
背もたれの形状が背中に沿っているか、座面の奥行きが自分の太ももの長さに合っているか、膝が約90度の角度で足裏がしっかり床につくかといった要素を意識すると、体への負担を減らしやすくなります。座面が深すぎると背もたれにもたれにくくなり、浅すぎると安定感が損なわれます。「背中を預けたときに骨盤が立ちやすい位置で座れるか」という視点を持つと、より実践的です。
また、同じ姿勢を固定し続けるのではなく、ロッキングやリクライニング機能を使って適度に体を動かせる椅子だと、血流の滞りを防ぎやすくなります。オフィスチェア 最強を考えるうえでは、「座り心地」だけでなく「良い姿勢を維持しやすい構造かどうか」を確認することが重要です。
東京でオフィスチェアを試座できる店まとめ記事
数万円から十数万円クラスのオフィスチェアを選ぶなら、「試座」は欠かせません。東京でオフィスチェアを試座できる主な場所と、それぞれの使い分け方を体系的にまとめました。

オフィスチェア 最強の条件【治療家目線】

疲れにくさと姿勢を守るポイント
最強オフィスチェアを考えるうえで、まず整理したいのは何をもって最強とするかという基準です。一般的には、長時間座っても疲れにくいこと、体への負担が少ないこと、生産性を高めてくれることが軸になります。
首や腰の不調を日々見る治療家の立場から言うと、「座っているだけで体が歪んでいく椅子」と「自然とまっすぐ座りやすい椅子」の差は非常に大きいです。背骨のS字カーブを保てているかどうか、骨盤が後ろに倒れすぎないかどうかが、オフィスチェア 最強を判断するうえでの重要なポイントになります。
多くの人が重視するのは、体圧分散性の高い座面と、背骨の自然なカーブを支えてくれる背もたれです。これらが備わっていない椅子では、同じ姿勢が続いたときに局所的に負担が集中し、腰や肩のこりにつながりやすくなります。
座面についても、柔らかすぎても硬すぎても負担がかかります。とくに、ふわふわしすぎる座面は骨盤が沈み込みやすく、猫背・首の前突・腰痛を招きやすいという印象があります。ある程度の反発力を持ちながら、太ももやお尻の圧力を分散させられるクッション性が求められます。
調整機能で差が出る座り心地
座り心地の良し悪しは、調整機能の豊富さと調整幅によって大きく左右されます。座面高さの調整は最低限必要な機能ですが、それだけでは細かなフィット感を得ることは難しいです。座面奥行き調整ができる椅子であれば、身長に合わせて太ももの支え方を変えられ、膝裏の圧迫を抑えつつ安定感を得やすくなります。
アームレストも重要なポイントです。高さだけでなく、前後・左右・角度まで調整できる多機能アームレストであれば、タイピングやマウス操作時に肩の力を抜きやすくなり、肩こりや首のこりの軽減につながります。治療院でも、「肘の位置が合っていないせいで肩をすくめ続けている人」はとても多く、その場合は椅子を見直すだけで症状が軽くなることもあります。
背もたれのリクライニング角度やロッキングの強さを調整できる機能も、快適な座り心地に直結します。作業集中時にはやや前寄りの姿勢、休憩時には後ろにゆったりと倒すなど、シーンに応じた姿勢を取りやすくなるためです。
治療家目線で言えば、「ぐらつかないしっかりしたフレーム」「座面が柔らかすぎない」「細かい調整で自分の姿勢を作れる」この3つが揃っていることが、最強チェアの大きな条件になります。
座り心地と張地・素材で比較する
座り心地は主観的な要素が大きいものの、素材や構造によって特徴がはっきり分かれます。代表的な張地には、メッシュ、ファブリック(布)、レザー(天然・合成)があります。
メッシュは通気性に優れており、長時間座っても蒸れにくい点が魅力です。特に汗ばみやすい季節や、空調を控えめにした在宅ワーク環境では快適さを感じやすい素材です。一方で、張りの強いメッシュは体重のかかり方によって硬く感じることもあり、好みが分かれます。
ファブリックは程よいクッション性と肌当たりの良さが特徴で、カラーやデザインのバリエーションも豊富です。インテリアに合わせて選びやすく、自宅用・オフィス用問わず馴染みやすい素材と言えます。ただし、飲み物をこぼした場合などはシミになりやすいため、汚れが気になる場合は防汚加工やメンテナンス方法も確認しておくと安心です。
レザーやPUレザーは高級感があり、重厚な雰囲気を演出しやすい素材です。汚れを拭き取りやすい一方で、通気性はあまり高くないため、夏場は熱がこもりやすいと感じる場合があります。空調や座面クッションの構造、通気孔の有無なども合わせてチェックすると、自分の使用環境に合うか判断しやすくなります。
素材ごとのメリットと注意点を理解したうえで、「何時間座るのか」「どんな季節・環境で使うのか」を掛け合わせて検討することが、快適性と満足度の向上につながります。
体格とデスクに合うサイズ選び

オフィスチェアの性能がいくら高くても、体格やデスクの高さに合っていなければ十分な効果は得られません。座面の高さと奥行き、背もたれの高さ、アームレストの位置などが体に合っているかどうかは、快適さだけでなく、肩こりや腰痛の予防にも大きな影響を与えます。
基本的な目安としては、座ったときに膝の角度がほぼ90度になり、かかとが床にしっかりつく高さが望ましいとされています。小柄な人の場合、標準的な座面高では足が浮いてしまうことがあるため、より低い位置まで下げられるガスシリンダーやフットレストの活用を検討する必要があります。背が高い人は、座面を高めに調整し、膝が極端に曲がり過ぎないようにすることが大切です。
デスクの天板までの高さと、椅子の座面高・アームレストの高さが合わないと、肩をすくめる姿勢になったり、腕を無理に下げた状態でキーボードを打つことになり、肩や首に負担がかかります。デスクの高さを変えられない在宅ワーク環境では、「椅子側の調整機能」でどこまでカバーできるかが、最強候補を選ぶうえで重要になってきます。
価格帯別に見るオフィスチェア 最強
価格別に見る入門チェア比較
ここでは、予算を重視したい人のために、入門クラスのチェアを価格別に整理します。同じ「安い椅子」といっても、1万円以下と2万円台では、機能や耐久性に大きな違いがあります。
| 価格帯の目安 | 想定される主な用途 | 主な特徴の傾向 | 注意したい点 |
|---|---|---|---|
| 〜1万円 | 短時間の作業、サブ用 | 高さ調整のみ、クッション薄め | 調整機能が少なく、耐久性にばらつき |
| 1〜2万円台 | 在宅ワーク入門 | メッシュ背、簡易ランバー、肘付き | 長時間作業では個人差が出やすい |
| 2〜3万円台 | 本格的な在宅ワーク | ランバーサポート、可動肘、メッシュ強化 | サイズやデザインの選択肢が増える |
| 5万円以上 | 毎日長時間の使用 | 多機能エルゴノミクス、長期保証 | サイズ感や調整範囲の確認が必須 |
治療院で患者さんの話を聞いていると、「最初は安く済ませたけれど、結局買い替えて二重にお金がかかった」という声も少なくありません。オフィスチェア 最強をコスパで考えるなら、「いくらか」だけでなく「何年使えるか」「その間どれだけ体を守ってくれるか」まで含めて考えるのがおすすめです。
1〜3万円台のコスパ重視モデル
1〜3万円台は、いわゆるコスパ重視モデルが集まるゾーンです。在宅ワークを本格的に始めたい人や、学習用チェアからランクアップしたい人にとって、もっとも選択肢が豊富な価格帯と言えます。
このクラスでは、メッシュ背もたれ+クッション座面に、ランバーサポートや可動肘を備えたモデルが増えます。座面高さだけでなく、肘掛けの上下・前後・左右方向を調整できるモデルもあり、キーボードとの距離やマウス操作のしやすさを細かく合わせられます。
治療家としては、「座面が極端に柔らかすぎないこと」「骨盤が立ちやすいこと」の2点を、この価格帯でもしっかりチェックしてほしいと感じています。
1〜3万円台のおすすめオフィスチェア イトーキ 「サリダ YL5」
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 価格目安 | 約 ¥ 17,900〜22,000 前後(販売店や仕様により変動。執筆時点の目安) |
| 張地 | 背:メッシュ張地(ポリエステルメッシュ)/座面:ポリエステル張地+モールドウレタン(クッション) |
| 背もたれ | ミドルバック(背もたれはメッシュで、ハイバックではなくコンパクト〜標準サイズ) |
| ランバーサポート | あり。腰のS字カーブをサポートするランバーサポート付き。調整幅あり(上下可動タイプのモデルも) |
| アームレスト | 基本モデルでは「肘なし」。別売りのアジャスタブル肘(可動肘)で、高さ調整が可能(肘付きにすると可動式) |
| 主な調整機能 | 座面高さ調整(約 41〜50 cm)/背座連動のシンクロロッキング(背もたれに連動して座面後方が沈む動き)/ロッキングの角度固定可能/360°回転など |
| 耐荷重 | 「公式には明示なし」 |
背もたれにメッシュ張地を使っており、長時間座ってもムレにくく快適、座面高は約 41–50 cm。別売りアームレストをつければ、腕の高さも調整可。価格帯は2万前後でコスパ最強といえます。
5万円以上の高級エルゴノミクス
5万円以上の価格帯になると、エルゴノミクス設計に特化した高級チェアが増えてきます。このゾーンは、オフィスチェア 最強を本気で目指したい人にとって、有力な候補群と言えます。
背骨のカーブや骨盤の角度に合わせた背もたれ形状、座面奥行きのスライド機構、前傾姿勢を支えるチルト機構、多軸アームレスト、高精度なランバーサポートなど、長時間の集中作業でも腰や首に負担がかかりにくい工夫が詰まっています。
私自身も20万円クラスのオフィスチェア(コクヨ製)を使用した経験がありますが、ぐらつきのなさ・座面の適度な硬さ・細かい調整機能の3つが揃うと、「1日に座っている時間そのものの質」が明らかに変わると実感しました。毎日長時間座る人にとって、高級チェアは「贅沢品」というより「体への投資」に近い存在だと思っています。
5万円以上のおすすめオフィスチェア COFO Chair Premium
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 価格目安 | 約 ¥ 90,000〜100,000 円前後(販売店やキャンペーンによって前後。例として約 ¥ 89,999 円(税抜)との表記あり) |
| 張地 | プレミアム特製メッシュ(フルメッシュ構造) |
| 背もたれ | ハイバック(背面高さ調整機能付き) |
| ランバーサポート | あり — 可動式ランバーサポート。背もたれの高さ調整と連動して、腰〜背中を支える構造。 |
| アームレスト | 4Dアームレスト(高さ・前後・左右・角度の調整可能) |
| 主な調整機能 | 座面高さ調整(48〜56 cm)、座面奥行き調整、背もたれ高さ調整、リクライニング(最大125°)+ロッキング/リクライニング反発力調整、ヘッドレスト(高さ・角度)、フットレスト付きなど、多数の調整機能あり |
| 耐荷重 | 135 kg |
座面と背もたれがメッシュで通気性が良く、座り心地と蒸れにくさを両立。 可動式ランバーサポートや多方向に調整可能なアームレストなど、体格や姿勢に合わせて細かくフィットさせやすい。 フットレスト付きで、作業だけでなく休憩・リラックスにも対応する万能型チェア。
用途別オフィスチェア 最強ガイド
在宅ワーク向けおすすめチェア
在宅ワーク向けのオフィスチェア 最強候補を考えるときには、自宅ならではの制約を意識する必要があります。スペースに限りがあることが多く、圧迫感を抑えつつ、快適性とデザイン性を両立させたいというニーズが目立ちます。
長時間の使用を前提にするなら、背中全体を支える背もたれと、適度なクッション性を持つ座面が求められます。メッシュバックは通気性が高く、夏場も快適に作業しやすいため在宅環境との相性が良い素材のひとつです。
また、「浅く座っても安定するか」という視点も重要です。深く座らないと支えてくれない椅子は、一見良さそうでも、実際の在宅ワークでは使いづらいことがあります。浅く腰掛けても骨盤が後ろに倒れにくい座面形状だと、こまめな姿勢の出入りがしやすく、体への負担も減らしやすくなります。
最強在宅ワーク向けのオフィスチェア オカムラ シルフィー
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 価格目安 | 約 ¥ 11〜16 万円前後(構成や張地・肘付きなどによって変動) |
| 張地 | 背もたれ:メッシュ または 背・座クッション(布張り/ニット張りなど) |
| 背もたれ | ローバック/ミドルバックではなく、主に ハイバック(モデルによってはローやエクストラハイも選択可) |
| ランバーサポート | 背もたれのカーブ調整機構(バックカーブアジャスト機構)によって「体に合わせたサポートあり」 |
| アームレスト | アジャストアーム(高さ・前後・角度など調整可能)/もしくは肘なしの構成もあり |
| 主な調整機能 | 座面高さ調整/座面奥行き調整/背もたれのカーブ調整/背座シンクロリクライニング(前傾・後傾対応)/リクライニング強弱調整など |
| 耐荷重 | 約 135 kg |
体にフィットする「背もたれ」の調整と前傾機能付きリクライニングがあり、長時間の使用に適したオフィスチェアです。価格帯は10万~15万円で、これだけの高機能ではコスパ最強といえます。
腰痛対策に強いオフィスチェア
腰痛対策に重点を置く場合、オフィスチェアの選び方はさらに慎重になります。長時間の不自然な姿勢や、腰まわりの筋肉への負担が一因とされるため、腰部をしっかり支え、骨盤が後ろに倒れにくい姿勢を保ちやすい椅子が求められます。
ランバーサポートの有無と調整機能は、チェック必須のポイントです。腰のカーブに合わせて位置を上下できるもの、前後に出し入れしてサポートの強さを調整できるものなど、細かなフィット感を追求できるモデルは、腰痛対策において高く評価されやすいです。
座面が柔らかすぎると骨盤が沈みやすくなるため、適度な硬さと体圧分散性を持つ座面を選ぶことも大切です。治療院でも、「柔らかいソファや座椅子から硬めのオフィスチェアに変えたら腰が楽になった」という声はよく聞かれます。「浅く座っても安定するかどうか」を基準に見ていくと、腰に優しい椅子を見つけやすくなります。
腰痛対策に重点を置くオフィスチェア DUOREST NEXT1

疲れにくい オフィスチェア DUOREST デュオレスト NEXT1▶ 楽天で商品を見る
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 価格目安 | 約 ¥ 90,700(希望小売価格・税別)〜 実勢では 約 ¥ 69,800 前後で販売されることが多いようです。 |
| 張地 | 張り地は ポリエステル 100%。背・座ともにウレタンフォーム入りクッション構造。 |
| 背もたれ | ハイバック相当。ヘッドレスト付きモデルもあり、背〜首までサポートされる設計。 |
| ランバーサポート | あり — 背もたれは “2枚構造の背もたれ” で、背面の幅・高さを調整可能。体格に応じて背中・腰をホールドできるようになっています。 |
| アームレスト | 高さ調整可能なアームレスト付き。固定ではなく、肘の高さを調整できます。 |
| 主な調整機能 | ・座面高さ調整(ガス圧式)・座面前後スライド(座奥行き調整)・背もたれ幅/高さ調整(背もたれの2枚構造の幅・高さを個別に調整)・リクライニング(体重に応じた“セルフチルト”リクライニング)・アームレスト高さ調整/ヘッドレスト高さ調整 など、多機能。 |
| 耐荷重 | 製品ページに明示された「最大耐荷重 kg」の記載は確認できません。 |
左右分割の背もたれで腰〜背中を包み込む独特のサポート。多彩な調整機能で体型・姿勢に合わせやすく、長時間の作業や姿勢維持が必要な場面で効果を発揮します。
DUOREST デュオレスト NEXT1 ▶ 楽天で商品を見る
ゲーミング兼用で快適な高機能モデル
仕事だけでなくゲームも長時間楽しむ人にとっては、ゲーミング兼用で快適に使えるオフィスチェアも最強候補に入ってきます。いわゆるゲーミングチェアは、深いリクライニングやオットマンなど「くつろぎ」寄りの機能が充実したものが多い一方、前傾姿勢での作業には向き・不向きがあります。
タスクチェア寄りのモデルを選ぶ場合でも、ハイバックやヘッドレストで首を支えられるか、アームレストがコントローラーやマウス操作に合わせて調整できるかなどを確認すると、仕事とゲームの両方をこなせる一脚を見つけやすくなります。
ゲーミング兼用向けの高機能オフィスチェア エルゴヒューマン FIT2 Lite

エルゴヒューマン FIT2 Lite オフィスチェア ▶ 楽天で商品を見る
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 価格目安 | 約 ¥ 99,000 前後(メーカー希望小売価格/執筆時点) |
| 張地 | メッシュ(ナイロン繊維+エラストマー樹脂) |
| 背もたれ | ハイバック(高さ調節・ヘッドレスト付き) |
| ランバーサポート | あり — 独立式ランバーサポート、高さ・硬さ調節可能 |
| アームレスト | 4Dアームレスト(高さ・幅・奥行・角度調整可) |
| 主な調整機能 | 座面高さ調整/座面奥行き調整/リクライニング/座面前傾チルト/リクライニングテンション調整/4Dアーム調整/ヘッドレスト調整 など多機能 |
| 耐荷重 | 約 136 kg |
独立式ランバーサポートで腰をしっかり支え、豊富な調整機能で体格・姿勢にフィット。リクライニングやテンション調整など快適な姿勢変化に対応するオフィスチェアです。価格帯は約10万で、高機能最強といえます。
おしゃれ部屋に合うデスクチェア
ワークスペースがリビングの一角にある場合や、ワンルームで生活スペースと仕事スペースが近い場合、椅子のデザインが部屋全体の印象に大きく影響します。おしゃれ部屋に合うデスクチェアを選びたいなら、シルエットとカラーに注目すると選びやすくなります。
フレームが細く軽やかな印象のモデルや、背もたれと座面が一体になったシンプルなデザインは、視界を遮りにくく部屋を広く見せてくれます。ブラック一色だと存在感が強い場合は、グレーやベージュ、ホワイトなどのニュートラルカラーを選ぶと、インテリアに馴染みやすくなります。
ただし、見た目だけで選ぶと座り心地や調整機能が不足しがちです。最低限ほしい機能(座面高さ調整、ロッキング、肘掛けなど)を決めたうえで、その範囲の中からデザインを絞り込むと失敗しにくくなります。
おしゃれ高機能オフィスチェア HAG CAPISCO PULS

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| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 価格目安 | 約 ¥ 96,680(税込)前後(販売サイトの一例) |
| 張地 | 背面・座面ともに「樹脂成型+座クッション/樹脂シェル(プラスチック)」が基本。モデルにより布張りクッション付きのバリエーションあり。 |
| 背もたれ | ミドルバック〜ハイバック寄り — 背もたれはコンパクトな樹脂製で、伝統的な「背もたれ全面を覆う」タイプではない。 |
| ランバーサポート | 特定の「ランバーサポート(腰当て)」の明示はなく、“サドル型座面 + 背もたれ形状 / 構造” で腰・背中をサポートする設計。従って「固定ランバーサポート」ではない構造。 |
| アームレスト | なし(肘掛けなしが基本)モデル。一部にオプション設定があるとの情報は少なく、公式仕様では「肘なし」が標準。 |
| 主な調整機能 | – 座面高さ調整(ガスリフトで 約 39.2〜52.5 cm/仕様により異なる) – 座面奥行き調整(シートの前後スライド)あり – 背もたれ高さ調整あり ティルト(前後傾き/ロッキング)機構 — チルトテンション調整・ロック機構あり。 |
| 耐荷重 | 最大耐荷重 110 kg(目安) |
機能的でありながらおしゃれで個性的なデザイン
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自分専用のオフィスチェア 最強を決める
最終的に「オフィスチェア 最強」は、人によって答えが違います。大切なのは、他人の評価だけで決めるのではなく、自分の体格・作業スタイル・予算・部屋の環境を踏まえて「自分専用の最強」を定義することです。
首や腰の痛みを日々見る立場から言えば、ぐらつかないこと、座面が柔らかすぎないこと、細かい調整ができることの3つを満たした椅子は、それだけで「最強候補」に入ってきます。そのうえで、価格帯と用途、デザインの好みを足していけば、納得して長く付き合える一脚に出会いやすくなります。
高級チェアを選ぶにしても、1〜3万円台のコスパチェアを選ぶにしても、「有名だから」ではなく「自分の体がどう感じるか」を軸に選んでいくことが、結果的に一番コスパの良いオフィスチェア選びにつながります。
このページが、あなたにとっての「オフィスチェア 最強」を見つけるヒントになれば、治療家としてこれほど嬉しいことはありません。
よくある質問(FAQ)
Q. オフィスチェア 最強って、結局いくらくらいから考えればいいですか?
A. 毎日長時間座る前提なら、目安は「最低でも1〜3万円台」「本格的に体を守りたいなら5万円以上」です。1万円以下でも短時間用なら問題ありませんが、在宅ワークで1日6〜8時間以上座るなら、クッション性・ランバーサポート・調整機能が揃う1〜3万円帯以上をおすすめします。
Q. 腰痛持ちにおすすめのオフィスチェアの条件は何ですか?
A. 腰痛持ちの方には、①座面が柔らかすぎないこと、②腰を支えるランバーサポートがあること、③座面の高さや奥行きが体格に合わせて調整できること、この3つが特に重要です。ふかふかのソファのような椅子よりも、適度な硬さと体圧分散性がある椅子のほうが、腰には優しいケースが多いです。
Q. 在宅ワーク用のオフィスチェアで「最低限あった方がいい機能」は何でしょうか?
A. 最低限ほしいのは、座面高さの調整、ロッキング(背もたれを少し倒せる機能)、アームレストのいずれか(固定でも可)の3つです。ここに、メッシュ背もたれや簡易ランバーサポートが加わると、在宅ワークでの疲れにくさが一気に変わってきます。
Q. ゲーミングチェアとオフィスチェア、腰にはどちらが良いですか?
A. 長時間の「仕事」をメインにするなら、多くの場合はエルゴノミクス設計のオフィスチェアの方をおすすめします。ゲーミングチェアはリクライニングやくつろぎには強いですが、前傾姿勢での細かい作業には合わないものもあります。ゲームと仕事の両方で使いたい場合は、「タスクチェア寄りの高機能チェア」を選ぶのがバランスが良いです。
Q. 実物を試せないネット購入で失敗しないコツはありますか?
A. まずは「座面高さの範囲」「全体の奥行き・幅」「自分のデスクの高さ」を必ず確認しましょう。そのうえで、口コミの中でも特に「座面の硬さ」「ぐらつき」「組み立て後の安定感」に関するレビューをチェックすると失敗しにくくなります。返品・交換ポリシーが明確なショップを選ぶのも安心材料になります。





