本棚のたわみは突っ張り棒で補強!DIYで簡単に直す方法

カスタマイズ・DIY

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本棚のたわみが気になりはじめた方の中には、「本棚 たわみ 突っ張り棒」といったキーワードで解決策を探している方も多いのではないでしょうか。重い書籍を並べているうちに棚板が徐々に沈んでしまう問題は、誰にでも起こり得る身近なトラブルです。

本記事では、突っ張り棒を使って本棚を簡単に補強・修復する方法を中心に、ブックエンドを活用した工夫や、たわみに強い棚板素材の選び方、さらにはニトリなど市販商品の選び方まで、具体的かつ実践的なアプローチをご紹介します。DIY初心者でも安心して試せる内容となっており、本棚をしっかりと直すためのヒントが満載です。

この記事のポイント
  • 突っ張り棒を使った本棚のたわみ補強方法
  • 棚板のたわみ具合を正確に測る手順
  • ニトリ製突っ張り棒の選び方と注意点
  • ブックエンドなどを活用した補強アイデア

本棚のたわみを突っ張り棒で補強


  • 突っ張り棒で本棚を補強する方法
  • たわんだ棚板のチェックポイント
  • ニトリの突っ張り棒は使える?
  • 補強に向いている棚板素材とは
  • ブックエンドを活用した補強テク

突っ張り棒で本棚を補強する方法

現在の私は、本棚がたわんできた際に、まず最も手軽に取り入れられる対策として突っ張り棒の活用をおすすめしています。突っ張り棒は上下に力をかけて棚の両端や中央を支えることで、棚板のたわみを防ぐ補強手段として非常に有効です。

この方法が効果的な理由は、家具に直接穴をあけたり改造したりすることなく、力の分散によって物理的に棚板を支えられる点にあります。例えば、棚の中央部が沈んでしまうとき、そこに突っ張り棒を一本差し込むだけで、沈み込みを抑えることができます。

こうして突っ張り棒を設置する際は、棚板の裏にあたる床部分と上板にしっかり固定されるように、長さを微調整することがポイントです。ただし、突っ張り棒のゴム部分がしっかり接地していないと滑る可能性があるため、設置面が水平かどうかも確認しておく必要があります。

たわんだ棚板のチェックポイント

このとき大切になるのは、どこがどの程度たわんでいるのかを正確に知ることです。いくら補強をしても、たわみの原因や状態を見誤ると、思ったような効果は得られません。

私は、水平器やメジャーを使って棚板の両端と中央の高低差を計測するようにしています。例えば中央が10mm下がっている場合、それに応じた高さの補強材を検討することができます。

また、本棚の素材や設置場所によってもたわみ方は異なります。湿気の多い場所にあると、合板などは特に影響を受けやすい傾向にあります。チェックの際には、棚板の裏面にクラック(亀裂)が入っていないかも確認すると良いでしょう。

ニトリの突っ張り棒は使える?


極太つっぱりポール 70-120cm伸縮式 (ゴクブト NT 70-120) ニトリ 

ここで気になるのが、市販されている突っ張り棒、特にニトリの製品が実用的かどうかという点です。ニトリの突っ張り棒は手頃な価格で、サイズ展開も豊富なため、多くの家庭で利用されています。

ただし、重量物を載せた棚を支える目的で使うには、商品ごとの耐荷重に注意する必要があります。多くの製品は軽量なカーテンや小物向けであるため、重い書籍を載せた本棚には不向きなことがあります。

そのため、購入前にはパッケージの耐荷重表記をよく確認し、可能であれば店舗スタッフに相談するのがおすすめです。また、突っ張り棒の滑り止め部分の形状や素材も重要なチェックポイントとなります。

補強に向いている棚板素材とは

こうして補強のことを考えると、そもそも棚板の素材選びが重要であるとわかります。私が過去に使っていた棚では、薄手の合板を使っていたため、わずか数ヶ月で中央が沈んでしまいました。

強度の面から見ると、無垢材や集成材が適しています。これらは厚みもあり、経年変化に対しても耐久性が高いという特長があります。反対に、パーティクルボードや薄いMDFは、価格は安いものの強度が低く、たわみやすい傾向があります。

これを踏まえて、補強だけでなく、棚板そのものの交換も検討してみるとよいでしょう。既存の本棚を生かしつつ、より強度のある棚板へ交換すれば、長期的な使用にも耐えられるようになります。

ブックエンドを活用した補強テク

一方で、突っ張り棒以外の身近なアイテムを使うという点で、ブックエンドを補強目的に活用する方法もあります。これは意外と知られていない方法ですが、工夫次第で棚板の安定性を高めることができます。

たとえば、重い本が棚板の中央に集中するとたわみの原因になります。そこで、L字型のブックエンドを複数設置し、あえて重い本を棚の両端に分散して配置することで、中央への負荷を軽減できます。

もちろん、この方法は直接的に棚板を支えるわけではありませんが、重心の分散による予防策として非常に有効です。特に、補強までは考えていないが、たわみの進行を防ぎたいという場合にはおすすめの工夫です。

本棚のたわみをDIYで直す工夫


  • 直す前に必要な測定ポイント
  • 突っ張り棒以外の補強アイデア
  • 本棚に最適な工具と選び方
  • たわみに強い本棚の選び方
  • DIY初心者でもできる補強術
  • 本棚のたわみは突っ張り棒でどう補強する?

直す前に必要な測定ポイント

このように言うと当たり前のように聞こえるかもしれませんが、補強を始める前に本棚の状態を正確に把握することが最も重要です。本棚がどの部分でどれほどたわんでいるのかを知ることで、適切な補強策を考えることができます。

例えば、水平器や定規を使って棚板の中央と両端の高さを測定し、どれほどの歪みがあるかを数値で把握することが第一歩です。また、棚板の幅や奥行きも忘れずに確認しておくことで、後に作成する補強材の寸法に無理が生じません。

さらに、たわみの原因が単に重量の問題なのか、素材や構造に由来するのかを見極める必要があります。棚板の裏側に亀裂や反りがないかをチェックし、もし兆候があれば、その部分への補強を優先することが肝心です。

突っ張り棒以外の補強アイデア


L字金具  (150mm×200mm, 4個)

突っ張り棒が使えない、もしくは効果が薄いと感じたときに役立つのが、他の補強アイデアです。ここでは、工夫を凝らしたい読者のためにいくつかの方法を紹介します。

一つ目は、L字金具を棚の裏側に固定して補強する方法です。これは、たわんでいる部分に金属製の部材をネジで固定することで、棚板を物理的に持ち上げる効果があります。金具はホームセンターなどで安価に手に入るため、コスト面でも優れています。

二つ目は、木材でフレーム状の支えを作って棚の下に設置する方法です。特に中間部が沈んでいる棚に対しては、このように両端と中央を支える構造を作ることで、たわみの再発を防げます。

もちろん、これらの方法はいずれも本棚に直接加工を施すため、原状回復が難しい場合があります。そのため、賃貸物件などで使用する際は慎重に検討してください。

本棚に最適な工具と選び方

DIYで棚の補強を行うにあたって、工具の選定は作業の質を左右します。どれだけ精度の高い加工ができるかは、使用する工具に大きく依存するからです。

基本的に必要となるのは、のこぎり、ヤスリ、ドライバー、そしてメジャーや水平器です。特にのこぎりは、刃の種類によって切断の仕上がりが大きく異なります。精密なカットを目指すなら、細かい目の刃を選ぶと良いでしょう。

さらに、電動工具を使えば作業効率が大きく向上します。たとえば、電動ドリルを使えばネジ止めも簡単ですし、ジグソーを使えば棚板に合わせて自由な形に木材を切ることも可能です。ただし、電動工具には安全面の注意も必要ですので、取り扱いには十分気をつけましょう。

たわみに強い本棚の選び方


ブックシェルフ (N ステイン 60) ニトリ

もし新たに本棚を購入することを検討しているなら、たわみにくい構造のものを選ぶことが重要です。最近では、あらかじめ補強された設計の本棚も多く販売されています。

ポイントとしては、棚板の間隔が狭く設計されているもの、つまり1段あたりの高さが抑えられている本棚は、その分棚板が短くなるため、たわみにくくなります。また、棚板自体に中間板が入っていたり、金属フレームで囲まれている本棚も強度が高い傾向にあります。

そしてもう一つは、素材選びです。合板やMDFは安価で加工しやすい反面、たわみに弱いことがあります。無垢材や集成材を使った棚はやや高価ですが、その分耐久性は段違いです。

DIY初心者でもできる補強術

最後に、DIY初心者でも実践しやすい補強法を紹介します。何はともあれ、難しく考えすぎないことが継続のコツです。

まずは、突っ張り棒やL字金具など、既製品を使った補強から始めてみましょう。これらは工具をほとんど使わずに設置できるものが多く、少しの工夫で効果が出やすいため、達成感も得やすいです。

また、補強材の調整には紙やすりが活躍します。長さがわずかに合わない場合でも、少しずつ削ることでぴったりとフィットさせることができます。電動工具に抵抗がある方でも、このような手作業なら安心して取り組めるでしょう。

そして、何より大切なのは安全に作業を行うことです。安定した場所で作業し、手元が滑らないように注意しましょう。棚がたわんだまま放置しておくと、怪我や家具の破損につながる恐れがありますので、早めに補強を検討することをおすすめします。

本棚のたわみは突っ張り棒でどう補強する?

  • 突っ張り棒は手軽に棚板のたわみを支える道具である
  • 棚板の裏から上下に力を加えることで沈み込みを防止できる
  • 設置時は突っ張り棒の長さを正確に調整する必要がある
  • 設置面が滑らないよう水平と素材に注意する
  • たわみの度合いを測るには水平器とメジャーが有効
  • 棚板の中央と両端の高低差をチェックして補強計画を立てる
  • 湿気や素材の質が棚板のたわみに影響する
  • ニトリ製突っ張り棒は耐荷重を確認して選ぶべきである
  • 軽量用の突っ張り棒では重い本には対応できないことがある
  • 強度を重視するなら棚板は無垢材や集成材が理想である
  • 薄い合板やMDFは安価だがたわみに弱い
  • 棚板の交換も補強と併せて検討するとよい
  • ブックエンドを使って重心を分散させる方法も有効である
  • L字型のブックエンドは棚板の中央への負荷軽減に役立つ
  • 突っ張り棒が難しい場合はブックエンドでの補強も選択肢となる