カラーボックスを工夫しても、どうしてもモノが収まりきらない…。
- 仕切りを増やしてもパンパン
- 連結して増やしたのに、また溢れてきた
- 収納を増やすほど、部屋が狭く見える
こんな状態になっているなら、
「室内に全部置こうとする」のを一度やめて、
そもそも、家の外に出していいモノはないかな?
と考えてみるタイミングかもしれません。
この記事では
- カラーボックスに入りきらない原因
- 「室内収納」では限界なケース
- 屋外収納(物置・トランクルーム)の違い
- どんな人がどちらを選ぶといいか
- 屋外収納を使う前に知っておきたいポイント
を、順番にわかりやすく解説します。
読み終わるころには、
「自分の家の場合、物置 or トランクルーム、どちらが現実的か?」
がはっきり見えてくるはずです。
カラーボックスに入りきらないのは「収納の工夫不足」ではない

まず整理しておきたいのは、
カラボに収まらない = 片付けが下手
ではない、ということです。
「カラボの工夫」ではどうにもならないパターン

次のような場合は、
どれだけ仕切りや収納テクニックを頑張っても、根本解決にはなりません。
- 季節物の服や布団が多い
- スポーツ用品・キャンプ道具・工具など嵩張るものが多い
- 子どもの成長とともにモノがどんどん増えている
- 思い出のもの(アルバム・作品・グッズ)をたくさん取っておきたい
これらは、
「頻繁には使わないけれど、捨てるのも難しいモノ」 たちです。
本来、こういったモノは
「普段の生活スペース」とは切り離して考えたほうが、
暮らしがかなり楽になります。
室内収納だけで頑張ると、逆に生活が苦しくなることも
カラボを増やしたり、収納家具を買い足したりしていくと、
- 床面積がどんどん減る
- 視界にモノが増えて疲れやすくなる
- 掃除がしにくくなる
- 家具の圧迫感で部屋が狭く見える
といった問題が出やすくなります。
一見すると、
「まだこの壁にも収納を置けるし、ここにも棚を足せる」
と思えても、
生活動線や心の余裕 を考えると、
「収納を増やす=幸せが増える」とは限らないのが難しいところです。
そこで検討したいのが「屋外収納」という選択肢

室内に置ききれないモノを一度リセットするための選択肢として、
- 自宅の敷地内に置く 物置
- 家の外に借りる トランクルーム・レンタル収納
という2つの方法があります。
どちらも、
- 今すぐ捨てる必要はない
- でも、毎日見る場所からは逃がしたい
というモノを一旦避難させるのに、とても向いています。
物置とトランクルームの「ざっくりした違い」
まずはざっくりとした違いから整理しておきます。
■ 物置(屋外物置)
- 自宅の庭や駐車場の一角に設置するタイプ
- 一度設置したら、基本的にはそのまま使い続ける
- 初期費用はかかるが、ランニングコストはほぼゼロ
■ トランクルーム・レンタル収納

浅草蔵前店|スペラボ
- 倉庫やコンテナ、ビルの一室を月単位で借りる
- 必要なくなったら解約できる
- 屋内型・屋外型がある
屋外収納に向いているモノ・向いていないモノ
屋外収納を考えるときに、最初に整理しておきたいのは
「何を入れるか」です。
✅ 屋外収納に向いているモノ
共通しているのは、
- 使用頻度が低い(季節に数回〜年に数回)
- かさばる
- 捨てるにはまだ抵抗がある
といったポイントです。
❌ 屋外収納には向いていないモノ
これらは 室内に置いたほうが安心 です。
屋外収納はあくまで、
「使わないけれど、今すぐ捨てたくはないモノ」
の避難場所と考えるのが失敗しにくいです。
物置を選ぶか、トランクルームを選ぶかのチェックリスト
どっちにするか迷ったときは、
次のチェックリストを目安にしてみてください。
物置が向いている人
→ 初期費用はかかりますが、
一度設置してしまえば ランニングコストほぼゼロ で使い続けられます。
トランクルームが向いている人
→ 毎月の利用料はかかりますが、
必要なくなったら解約できるので、
「延命させたい時期」だけ使う という使い方ができます。
屋外収納を使う前にチェックしておきたいポイント
1. 「今は使っていないモノ」を一度分けてみる
いきなり契約や購入を考える前に、
- カラボやクローゼットから中身を全部出す
- 「ここ半年〜1年で使ったか?」を基準に分ける
- 使っていないモノを一ヶ所にまとめてみる
というステップを踏むと、
屋外収納に出すべきモノが自然と見えてきます。
2. 取り出す頻度をイメージしておく
- 週1〜月1くらいで取り出す → 家から近いトランクルームが便利
- 年に数回(衣替え・イベント前だけ) → 少し離れていてもOK
物置の場合も、
- 家の出入り口からの動線
- 雨の日でも濡れずに行けるか
といった点をイメージしておくと、
使い勝手の差がかなり違ってきます。
3. コストと期間のバランスを考える
- 物置 → 最初にお金はかかるが、その後は基本的にタダ
- トランクルーム → 月額制なので、長期間使うほど費用が積み上がる
「あと何年くらい、そのモノを持ち続けたいか」
をざっくりでいいので考えておくと、
- 数年単位で長く使いたい → 物置
- 1〜2年だけしのぎたい → トランクルーム
のように判断しやすくなります。
屋外収納を使うことで、室内のカラボが“適正量”に戻る

屋外収納を使うと聞くと、
「もったいない気がする」「そこまでしなくても…」
と感じる方もいますが、
実際に使ってみると、
- 部屋に置くモノの量が適正に戻る
- カラーボックスや室内収納がスッキリ使えるようになる
- 床が見える面積が増えて、掃除もしやすくなる
といったメリットを感じる人が多いです。
カラーボックスをどれだけ工夫しても、
そもそも部屋の中に置きたいモノの量が多すぎる
という状態であれば、
収納テクニックよりも 「モノの置き場所」そのものを変える 方が現実的です。
まとめ|「全部室内に置く」以外の選択肢を持っておく
カラーボックスに入りきらないモノが増えてきたとき、
多くの人は
- さらにカラボを買い足す
- 別の収納を買う
- 収納テクを調べて工夫する
という方向に走りがちです。
もちろんそれも大事ですが、
それでも改善しないなら、一度立ち止まって
「屋外収納に出しても困らないモノはないかな?」
と考えてみるのがおすすめです。
- 持ち家で長く住む → 屋外物置
- 賃貸や一時的なモノの多さ → トランクルーム
といったように、
自分の暮らし方に合う屋外収納の形を選べば、
- カラーボックスの中身は“本当に必要なモノ”だけにできる
- 室内の収納を増やしすぎずに済む
- 部屋の見た目も、気持ちもかなりスッキリ
という状態に近づいていきます。


