オフィスチェアの耐荷重は、
「自分の体重+20〜30kg」以上を目安に見るのが基本です。
理由はシンプルで、
-
座る動作は「静止体重」ではない
-
リクライニングや姿勢変化で負荷が増える
からです。
この記事では、
耐荷重の正しい考え方・目安・見落としやすいポイントを整理します。
先に結論|耐荷重の目安一覧
体重別のおすすめ耐荷重
| 体重 | 目安にしたい耐荷重 |
|---|---|
| 〜60kg | 100kg以上 |
| 60〜75kg | 110〜120kg |
| 75〜90kg | 130kg以上 |
| 90kg以上 | 150kg以上 |
👉 耐荷重ギリギリは避ける
👉 余裕を持たせるほど、耐久・安全性が上がります。
なぜ体重ピッタリではダメなのか
理由① 座る動作は“瞬間的に重くなる”
椅子に座る瞬間は、
-
腰を落とす
-
勢いよく座る
-
体を倒す
といった動作で、
体重以上の負荷が一時的にかかります。
耐荷重100kgの椅子に、
体重100kgの人が毎日座る
→ 設計上かなりギリギリです。
理由② リクライニング時は負荷が分散しない
リクライニングを倒すと、
-
荷重が背もたれ側に集中
-
フレームやヒンジ部分にストレス
がかかります。
👉 耐荷重が低い椅子ほど、
背もたれの劣化・きしみが早い傾向があります。
耐荷重が足りないと起きやすい問題
耐荷重不足でよく起きるのは、次のような症状です。
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ガスシリンダーが下がりやすい
-
背もたれがグラつく
-
異音(ギシギシ音)が出る
-
最悪の場合、破損リスク
👉 安全面だけでなく、寿命にも直結します。
表示されている耐荷重の注意点
「耐荷重=安全に使える最大値」
多くの場合、メーカー表記の耐荷重は
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長期使用の“快適ライン”ではない
-
あくまで“壊れない上限”
です。
そのため、
耐荷重100kg
体重95kg
という使い方は、
決して余裕があるとは言えません。
価格帯別|耐荷重の傾向
〜2万円台
-
耐荷重:80〜100kgが多い
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軽量設計が多く、余裕は少なめ
👉 体重が軽めの人・短時間向け
3万円台
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耐荷重:100〜120kgが主流
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一般的な体型なら問題なし
👉 在宅ワークの主戦場
※ 詳細は 「3万円台おすすめオフィスチェア」 を参照
5〜8万円
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耐荷重:120〜150kg
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フレーム・脚部がしっかりしてくる
👉 長時間作業・体格が大きめの人向け
※ 「5万円〜8万円おすすめオフィスチェア」 で具体例あり
10万円以上
-
耐荷重:135kg以上が多い
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業務用設計・耐久前提
👉 体重に関係なく「長く使いたい人」向け
※ 「10万円以上の高級オフィスチェアおすすめ」 を参照
体重以外に見るべきポイント
耐荷重とあわせて、次も重要です。
✔ 脚部の素材
-
樹脂より アルミ・スチール が安定
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耐荷重が高いモデルは脚も強い
✔ ガスシリンダーのグレード
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クラス3以上が目安
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安価モデルはここが弱いことが多い
✔ 用途
-
前傾作業が多い
-
よく体を倒す
→ 実質負荷は高くなる
腰痛・長時間作業との関係
耐荷重が低い椅子は、
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微妙なたわみ
-
支持の不安定さ
が原因で、
姿勢が崩れやすく、腰に負担が出やすいです。
👉 腰痛が気になる人は
「腰痛持ち向けオフィスチェアの選び方」
も合わせて確認すると失敗しにくくなります。
よくある質問
Q. 耐荷重が高いほど座り心地も良い?
直接は関係ありません。
ただし、
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フレームが強い
-
安定感がある
という点で、
結果的に座り心地が安定しやすいのは事実です。
Q. 耐荷重が書かれていない椅子は?
避けた方が無難です。
設計基準が不明=リスクが高いと考えてください。
まとめ
オフィスチェアの耐荷重は、
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体重+20〜30kg以上
-
ギリギリは避ける
-
長時間・リクライニング用途ほど余裕を持つ
これが基本です。
次に読むと理解が深まる記事👇
